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電気管理技術者必携 第7版

第7版 発行にあたって

電気管理技術者必携は、高圧で受電する自家用電気工作物の保安管理を担当する電気管理技術者を対象に、昭和 60(1985)年1月に初版を刊行した。

電気事業法の自家用電気工作物に該当する高圧受電設備は、需要設備における電気の源であり、その管理を適正に行い電気の安心・安全を守ることは社会生活に不可欠な極めて重要な仕事である。

その仕事の一助にしようと、設計・工事・電気保安管理業務など電気保安に関係する項目をまとめたのが本書である.いわば、総合的なメンテナンスブックとしての役割を期待して、現場の電気管理技術者がつづった本なのである。

以来、規格・規程類の改定、技術の進歩及び社会的要請の変化に対応して改訂を重ね、今回第7版を発行することになった。

今回の改訂は、民間規程として平成19年1月に制定された「自家用電気工作物保安管理規程」(JEAC 9021-2006)に基づいて見直し、近時改訂された関連規格の内容も盛り込んで、規程及び規格との整合性を図ったものである。

「自家用電気工作物保安管理規程」が制定された背景は、国の規制緩和政策により個人の電気管理技術者と指定法人の電気保安協会のみに与えていた電気保安管理業務の外部委託承認を見直し、平成16(2004)年1月から一般法人の参入を認めたことに端を発している。

この規程は、電気が国民生活の基盤を成すもので、質の良い電気を安心して安全に使えるように維持・管理する電気保安管理業務を、一定のレベル以上に保ち設備の安全を確保するため、民間規程として保安管理の適切性をチェックできる要件等を定めたものである。

電気保安の質の維持・向上に資する規程を補完するものとして、本書が電気管理技術者の皆様のお役に立つものと確信している。

最後に、本書の出版にご尽力くださいました株式会社オーム社の皆様に敬意と謝意を表します。

平成20年9月

社団法人 東京電気管理技術者協会

掲載内容(目次)

  • 1章 電気工作物の保安管理
  • 2章 自家用電気設備の設備計画と設計審査
  • 3章 工事に関する保安の監督のポイント
  • 4章 点検・試験及び測定
  • 5章 電気設備の障害波対策と劣化対策
  • 6章 安全と事故対策
  • 7章 電気使用合理化と省エネルギー
  • 8章 官庁等手続き
  • 9章 関係法令及び規程・規格類の概要
  • 付録1 高圧受電設備の施設における基本事項
  • 付録2 PCB使用電気機器の取扱いについて
  • 付録3 地絡保護装置付柱上形負荷開閉器(G付PAS等)の規格要件
  • 付録4 地中線用地絡保護装置付高圧ガス開閉器(DGR付UGS)
  • 付録5 地絡保護装置付柱上形負荷開閉器(G付PAS)接地工事の留意点
  • 付録6 ケーブル片端接地の場合のケーブルシースヘの誘起電圧の算出例
  • 付録7 制御器具番号(JEM1090-2001)
  • 付録8 電気機器及び電線類の文字記号対比
  • 付録9 国際単位系「SI」の簡易マニュアル
  • 付録10 高調波発生機器からの高調波流出電流の計算資料
掲載サンプル
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