電気かんり東京

公益社団法人東京電気管理技術者協会

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高圧受電設備の保守管理

発刊に寄せて

この度、公益社団法人 東京電気管理技術者協会では、自家用電気工作物の保安管理業務を担当する技術者および関連する方々を対象に、保安管理業務に必要な知識や実務ならびに蓄積したデータを紹介する「高圧受電設備の保守管理―経験から培ったかんりの要諦(ツボ)―」を発刊することにいたしました。

本書は、私どもの協会が昭和45年に社団法人として設立されてから40年が経過し、それぞれの会員が自家用電気工作物の保安管理業務において多くの事象に遭遇した経験をもとに書かれたもので、現場に則した実務的な技術書となっています。

私どもの協会で電気保安管理業務を遂行する会員は、送配電や発電分野の出身者・メーカの出身者・工事関係の出身者・需要家の保安管理担当者など、幅広い分野で活躍してきた人たちです。そのエキスパート集団の知恵が盛り込まれた本書は、必ずや皆様のお役に立つものと確信しています。

本書をお薦めするもう一つの理由は、電気機器を製造しているメーカの団体(社)日本電機工業会(JEM)では高圧機器の保守管理の必要性を訴え、「機器の劣化を監視するためにはデータの積み重ねが必要であり、積み重ねたデータを見て判断する知識は経験によるところが大きい」としています。その積み重ねたデータの一つが、日本では唯一のJIS規格対象の「変圧器絶縁油の経年劣化特性」です。本書では「25年間のデータをグラフ化」して示してありますので、各事業場での測定値をこれにプロットすることにより「適切な点検管理の時期」を判定することが可能となります。

近時は「低圧回路の異常監視」に重点が置かれ、低圧の絶縁監視をすれば安心・安全が保たれると喧伝する傾向にあります。しかし、社会的な影響を及ぼす事故は主に高圧回路で多発しますので、「高圧回路の安全」が保たれてこそ初めて安心が得られるわけです。その「高圧回路の適切な保安管理」は、経験に基づいて蓄積された技術の伝承によってなされるものと信じます。

「高圧回路の絶縁監視」が難しいのは、機器の劣化現象検出と対策の取り方及び適切な保全時期の把握にあります。一方では、絶縁診断技術として注目されてきた「予測保全装置」が極めて高価でることが普及を拒む要因となっています。

それゆえ、経験から得た知識を習得することは、必要なときに必要な保全をする電気管理技術者にとっては大きな力となります。本書のタイトルを「高圧受電設備の保守管理―経験から培ったかんりの要諦(ツボ)―」としたのはこういうゆえんであり、波及事故防止など、高圧回路の安全確保に本書がお役に立つことを期待しています。

平成22年8月

社団法人 東京電気管理技術者協会
会長 今 田 俊 雄

掲載内容(目次)

  • 1章 キュービクル
  • 2章 断路器
  • 3章 高圧負荷開閉器
  • 4章 高圧CVケーブル
  • 5章 遮断器
  • 6章 変圧器
  • 7章 高圧進相コンデンサと直列リアクトル
  • 8章 保護継電器
  • 9章 耐雷対策

掲載サンプル

高圧受電設備 サンプル

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