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電気安全に関するQ&A

エコカーと電気自動車、どこがどう違うの?

「エコカー」にはいろいろな種類があります。電気だけを動力とする「電気自動車」はそのひとつです。

電気自動車の仕組み

自動車から排出されるCO2の量は、CO2の総排出量の20%を占めるといわれ、削減の努力が続けられています。そうした中で誕生したのが「エコカー」です。また、自動車の燃料 であるガソリンのもととなる石油はやがて枯渇することから、その省エネ効果にも大きな期待が寄せられています。

エコカーには、温室効果ガスを全く出さないエコカー「無公害車」と、温室効果ガスを大幅に削減したエコカー「低公害車」があります。エコカーが注目されるきっかけになったの は、トヨタが1997年に発売したプリウスで、これにより「ハイブリッド車」がエコカーの代名詞のようになりましたが、他に もいろいろな種類のエコカーがあり、「電気自動車」はその中のひとつです。

このほかにも、天然ガスを燃料とする天然ガス自動車、 CO2排出量ゼロの水素ロータリーエンジン車、車を停止させると自動的にエンジンを切り、発進時にエンジンを再始動させるアイドリング ストップ システムなども開発されています。

■主なエコカーの種類

電気自動車 ガソリンを使わずバッテリに充電した電気だけで走るエコカー。排気ガスを全く出さず、騒音も少なく、CO2の排出が低いのが 特長です。鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などを動力とします。
燃料電池自動車 水素と酸素を反応させて電気を発生させる燃料電池を燃料としたエコカーで、排気ガスを出さずに水だけを出します。電気自動車との大きな違いは、電気を充電するかわりに、水素を補給することです。
ハイブリッド車 ガソリンエンジンと電動モータを必要に応じて使い分けて走るため、少ないガソリンで走ることができます。ほとんどの自動車メーカーが2010年の実用化に向けて開発を進めています。
LPガス自動車 LPガス(液化石油ガス)を燃料としたエコカーで、タクシーなどで実用化されています。LPガスは石油以外のものからも作られ、CO2の排出量も少ないのが特徴です。
低排出ガス車 エネルギー使用の合理化に関する法律「低排出ガス車認定実施要領」に基づき所定の燃費基準をクリアしたエコカーです。

補助金でエコカー普及(低公害車購入補助 2009年4月スタート)

  • エコカーを購入した場合の税金が大幅に減免される優遇策がスタートしました。平成24年までの3年間にハイブリッド車や電気自動車などを購入した場合、自動車取得税と重量税が全額免除されるほか、一定の基準を満たす低燃費車の税率も75%から50%軽減されます。
    さらに、4月に政府が発表した追加経済対策では、エコカー購入に対する補助金制度も導入。13年以上使った自動車を廃車にして一定の燃費基準達成車に乗り換える場合は普通車で最大25万円が支給され、ハイブリッド車(車体価格230万円程度)に買い替えた場合、エコカー減税と合わせると40万円弱の負担軽減となり、エコカーの普及が一気に進むと期待されています。
    • ■補助対象の低公害車
      (1)電気自動車
      (2)天然ガス自動車
      (3)天然ガス自動車
      (4)ハイブリッド自動車
    • ■補助金額
      自治体により異なります
      (上限あり)
    • ■お問合せ/申請先
      市・区・町・村の役所まで

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