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電気安全に関するQ&A
電気火災事故の大きな原因となっている「トラッキング現象」とはなんですか?
冷蔵庫やテレビ、洗濯機など、電源プラグをコンセントに差し込んだまま使い続けていると、トラッキング現象により火災になる危険性があります。トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間に溜まったほこりが湿気を吸うことによってプラグ両極間で火花放電が繰り返されて絶縁状態が悪くなり、プラグ両極間に電気が流れて発熱し発火することをいいます。トラッキング現象を避けるには、次のことを心掛けてください。
- 冷蔵庫など、常時通電している機器は、時々プラグを抜いて乾燥布で拭く。[最低年1回]
- 機器の使用後はスイッチを切って、コンセントからプラグを抜いておく。
- コンセントや電源プラグ、コードが異常に熱くなっている時は、すぐに使用をやめる。
また長期間外出する時は、できるだけ電源プラグをコンセントから抜くよう習慣付けることが大切です。