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電気安全に関するQ&A
冬に低体温症で亡くなる人が熱中症と同じくらいいるという記事を見て驚きました。省エネも考えながら、温かく、安全に、快適に暮らす方法ってないのでしょうか。
室内でも低体温症になり亡くなる方が多くいます。コロナ対策で換気が必要な今、換気と、室温の低下による健康影響の防止を両立する取り組みが必要です。
近年、夏の熱中症の危険性については広く知られるようになりましたが、冬の低体温症についてはあまり注目されていませんでした。実は毎年、1000人を超える人が低体温症により凍死しているのです。しかも室内で亡くなる方が多いという報告もあります。低体温症を防ぎ、健康で快適に暮らす方法を考えましょう。
■増えている室内での東死
■体温が35°C以下になったら要注意
■住宅の問題を改善
戸建て住宅は、マンションなどより寒くなりがちです。住宅の断熱性が低いと、温かい空気が漏れ出て暖房しても温まりにくく、光熱費が高くなるだけでなく、低体温症のリスクも高まります。窓やドアからの冷気の侵入を簡単に防ぐには、「冷気遮断カーテン」や「隙間風防止テープ」「冷気遮断ボード」などが有効です。さらにリフォームで、高効率で省エネ性の高いエアコンに交換したり、窓に内窓を付けることも考えられます。
イラスト出典:暮らし創造研究会
「健康で快適な暮らしのためのリフォーム絵本」
「健康で快適な暮らしのためのリフォーム絵本」
[広報紙「MiRaI」Vol.73 2022 新年号 より転載]