電気安全に関するQ&A FAQ
カンリちゃん
QUESTION 92

今年も暑い夏になりそうです。わが家はエアコンとサーキュレーターを使用しています。扇風機もあるのですが、扇風機はサーキュレーターの替わりにはならないのでしょうか。

ANSWER

扇風機とサーキュレーターはどちらも風を送るものですが、用途に違いがあります。使う目的も機能も違うので、使い分けをすることをおすすめします。

まもるくん

扇風機とサーキュレーターは、どちらもファンを回転させて風を起こすという意味では同じですが、扇風機は「直接風にあたって涼む」ためのもの、サーキュレーターは「部屋の空気を循環させる」ためのもので、目的によって使い分けることがおすすめです。

扇風機とサーキュレーターの機能の違い

サーキュレーター:空気を循環させるために使う。強い風を直線的に遠くまで送れる。/扇風機:暑い時に涼むために使う。広範囲に風を送れる。

扇風機は「広い範囲」に風を送れるように大型のファンが備わっているのが一般的ですが、風が届く距離はあまり遠くありません。また、サーキュレーターより静音性に優れています。最近の扇風機には空気の除菌や消臭などの効果があるものもあります。

サーキュレーターもファンを回転させて風を起こしますが、扇風機よりも小さめのファンを使用しているものが多く、「直線的」に強い風を遠くまで送ります。また、上下左右や斜め上に加え、真上にも風を送れます。DCモーターの機種は運転音も静かです。

それぞれに合わせた使い分けを

部屋干しのイメージ

エアコンが苦手な方や、エアコンを使わず涼みたいなら、風に直接当たって涼をとれる扇風機をおすすめします。また、就寝時にエアコンを切って寝ると熱中症の危険があるため、首振り機能やタイマー機能を使って風にあまり当たり続けないように工夫して、扇風機を活用しましょう。

サーキュレーターはエアコンの冷暖房と併用することで、エアコンからの風を部屋全体に行き渡らせることができ、エアコン単体よりも効率的です。部屋干しの洗濯物を早く乾かすにもサーキュレーターが有効です。

エアコンには扇風機よりサーキュレーター

扇風機でも室内の空気を循環させることはできますが、サーキュレーターの方が扇風機よりも遠くまで風を送ることができ、室温を均一に保つことができます。サーキュレーターを使うことで、温度を暖房時は低めに、冷房時は高めに設定でき、省エネにもつながります。

シーリングファンでサーキュレーション

シーリングファンのイメージ

天井に取り付けるサーキュレーターがシーリングファンです。空気がたまる場所に効率的に働きかけ、冷房時は風で涼しさを感じ、暖房時は天井付近の暖気を下げて足元の冷えを和らげます。暖房の効きにくい吹き抜けや高い天井などの空間で効果を発揮し、照明と一体化したタイプもあります。

広報紙「MiRaI」Vol.91 2026 夏号 より転載