電気かんり東京

公益社団法人東京電気管理技術者協会

文字サイズ

お問合わせ

電気安全に関するQ&A

どうしてブレーカーは落ちるの?

電気の使いすぎ、または故障が考えれます。

配線用ブレーカーは過電流による危険を防止するために設置されています。配線用ブレーカーが落ちるのは、電気の使用量がブレーカーの定格を超えたためで、 同時に使う電気機器を減らすことで解決できます。しかし、電気機器の使用数が少ないのに、配線用ブレーカーがたびた び落ちる場合は、電気機器の故障などの危険も考えられますので、一刻も早く専門業者に点検してもらいましょう。

たびたびアンペアブレーカーが落ちる場合や電気機器が増えたときは、アンペアブレーカーを変えて契約アンペ アを大きくすることもできます。ご家庭のアンペアブレーカーは、契約アンペア数によって色分けされていて、赤は10A、ピンクは15A、黄は20A、緑は30A、グレイは40A、茶は50A、紫は60Aです。100W=1A※を目安に電気機器の使用アンペアを計算し、多少のゆとりを持たせてアンペア契約をするようにしましょう。

タコ足配線はやめましょう!!

定格を超えた電気機器の接続は過熱やショートの原因となり大変危険です。たとえば、定格1500Wのコンセントに、600Wのホットカーペットと600Wの ホットプレート、600Wのこたつをつなぐと、合計1800Wとなり定格を超えてしまいます。その結果、コンセントやコードが異常に過熱し、漏電や火災につながることもあるのです。コンセントが足りないからといって、テーブルタップやマルチタップを使ってタコ足配線をするのは大変危険ですからやめましょう。

  • 定格とはコンセントやテーブルタップなどに流すことのできる電気の容量のことです。
    受け口の数にかかわらず電気の容量合計(定格)は決まっています。
  • 電気機器によってはテーブルタップの使用が不可のものもあります。取扱説明書をよくご確認の上、正しくご使用ください。
タコ足配線はやめましょう!

適正なコンセント数は?

  • 同時に接続できる家電製品の合計ワット数がコンセントやテーブルタップなどの定格を超える場合は、別の場所のコンセントに接続しなければなりません。お部屋のコンセントが足りない場合は、電気工事店に相談して増設されることをおすすめします。
    なお、部屋の広さによる標準的なコンセント数は下表のとおり。実際には、これ以上の数が必要でしょう。
  • 部屋/広さ 100V用 使用機器
    台所 6 調理器、電子レンジ、冷蔵庫など
    食事部屋 4 ホットプレートなど
    居間・寝室 6~8畳 4 ホットカーペット、こたつ、オーディオ、パソコンなど
    8~10畳 5
    10~12畳 6
    子供室 4.5~6畳 3
    8~10畳 5
    トイレ 1 洗浄便座など
    玄関 1  
    洗面脱衣室 2 衣類乾燥機、洗濯機など
    廊下 1  

電気安全に関するQ&Aに戻る

事故やトラブルなど緊急の場合保安センター
0120-074-307 24時間保安センターへ繋がります
入会や電気に関するお問合わせ等電気かんり東京
03-3263-7261 平日 9:00~17:00

所内情報システム

本部
・申請の手引き 掲載
・令和5年度安全キャンペーンテキスト 掲載
共済会
・物品販売各種注文書 掲載
・ほけんのしおり 掲載
ページの先頭へ戻る