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電気安全に関するQ&A
新しい家電を揃えるとき、省エネ効果の高い製品にしたいのですが、どのように選べばよろしいでしょうか?
製品に貼ってあるラベルや、公表されている省エネ効果のデータを参考に、製品の省エネ性能を正しく見極めましょう。
省エネ効果の高い家電を選ぶことは、経済的であるだけでなく、CO2削減など環境保護のためにも大切です。家電メーカーも、機能や性能とともに省エネ効果の向上に力を入れています。日本では、エネルギー消費機器の製造や輸入を行う事業者に対し、機器のエネルギー消費効率の向上を義務づける「省エネ法」という法律があるからです。しかも個々の製品において、消費効率の性能を現在商品化されている最も優れた製品以上にするという、世界一厳しい基準(トップランナー方式)が設けられています。
この省エネ法の基準をどの程度達成しているかを消費 者にわかりやすく伝えるための制度が「省エネラベリング制度」です。省エネ基準(目標値)を達成している製品は緑の省エネ性マーク、未達成の製品にはオレンジの省エネ性マークが貼られています。省エネラベルには、省エネ基準達成率とエネルギー消費効率も記載されています。この制度の対象となっているのは、エアコン、冷蔵庫、テレビ、ガス調理機器など、生活に欠かせない13品目。家電製品を選ぶ時は、まずこのマークをチェックしましょう。
また、コンピュータやプリンタ、ファクシミリなどのOA機器には「国際エネルギースタープログラム」という省エネルギー制度もあります。待機時(低電力モード時)に一定の省エネ基準を満たしたものに国際エネルギースターロゴマークがついています。
もっと詳細な省エネ性能を知りたければ、(財)省エネルギーセンターの「省エネ性能カタログ」というホームページを利用するのもいいでしょう。
【ホームページ】http://www.eccj.or.jp/catalog/index.html
窓にひと工夫で、省エネ効果がさらにアップ!
- 省エネ家電を使用することに加え、ちょっとした工夫で さらに省エネ効果をアップさせることができます。たとえば、 窓に断熱効果のあるウインドーフィルムを貼るのもその ひとつ。簡単にガラスに貼れ、コストもあまりかからないウインドーフィルムは、家庭に導入しやすい省エネ対策とい えるでしょう。
- ★冷暖房効率がアップ、省エネ効果がより高まります。
★人体に有害な紫外線を大幅にカットします。
★室内の調度品などの退色を防ぎます。
★ガラスが破損した時の飛散防止効果もあり、地震対策や防犯対策にも有効です。 - 太陽からの日射・熱射を遮断 し、室温の上昇を防ぐことで 冷房コストを抑えることがで きます。
- 暖房機からの熱(赤外線)を 反射し、戸外に逃がさないた め暖房コストを節減できます。