電気安全に関するQ＆A

材料を入れるだけでいろいろな料理ができる全自動調理器があると聞きました。どんな仕組みで、どんな料理ができるのか知りたいです。

全自動調理器にも、いろいろなタイプがあって、煮るだけでなく、炒めたり蒸したりできるものもあるのです。

「自動調理器」は、食材を入れてボタンを押すだけでおいしい料理ができるという究極の時短調理家電。手間がかからないだけでなく、やけどなどの心配もなく安全で、圧力調理や無水調理、煮る、蒸すが自動でできるものなど、さまざまなタイプがあり、その高機能ぶりは驚きです。

■ボタンを押すだけで準備から完成まで!

ティファール「クックフォーミーエクスプレス」

「ボタンひとつでほったらかし調理」を謳うのは“未来型クッキングサポーター”、ティファールの「クックフォーミーエクスプレス」。「圧力調理」「蒸す」「炒める」「煮込む」の4つが1台でできるのです。しかも、材料の分量から下ごしらえ、調理まで、液晶画面に表示されるナビゲーションに従うだけで料理が完成する、まさに自動万能調理器。圧力調理で調理時間を短縮できるというメリットもあります。

写真はイメージ

15分以内の加圧時間でできる時短レシピが、最新型の「クックフォーミーエクスプレス」には136種類も。季節のレシピやパーティーレシピなどレシピの数は150種類。マニュアル操作で内蔵されているレシピ以外の料理も作ることができます。煮込み料理や炊き込みごはん、パエリアやスープ、スペアリブやデザートまでできてしまうので、料理の苦手な人や忙しくて時間のない人におすすめです。

■栄養も味も大事にする無水調理が簡単!

シャープ「ヘルシオホットクック」

火加減や時間の調整だけでなく、材料のΤ“まぜ”まで自動でやってくれるのが“水なし自動調理鍋”「ヘルシオホットクック」。「まぜ技ユニット」が最適なタイミングで具材をかきまぜ、センサーが温度や蒸気を検知して加熱状態を自動で調整します。調理の特徴は「無水調理」。ふたの内側にある円錐の突起「旨みドリップ加工」が、食材から出た旨みを含む蒸気を水滴にして内鍋に戻すことにより、必要最低限の調味料で旨みを生かした調理ができ、ビタミンCや葉酸などの栄養素を多く残し、食材本来のおいしさも引き出します。

写真はイメージ

野菜料理だけでなく魚の煮付け、シチューやカレー、八宝菜などの中華、デザートまで、130の自動調理メニューが内蔵されていて、無線LAN機能を搭載した最新機種では人工知能が調理の手順や必要な食材、調味料を知らせてくれたり、メニューも提案してくれます。また、食べたい時間に合わせて調理し、腐りにくい温度で保温しておいてくれる「食べごろ予約調理」も便利です。

■ミキサー機能も備えた万能調理鍋

山本電気「クックマスター Shunsai」

カットした食材と水分を容器に入れるだけで、スープやジャムなどを作れるのが、万能調理器具「クックマスター Shunsai」です。「煮物・おかゆ」「ポタージュ」「ソース・ジャム」「豆乳」の4つの調理メニューボタンで簡単操作。調理開始から約20～30分で料理が完成します。最大の特徴はミキサー機能があること。DCモーター制御の低速撹拌で、食材の刻み・撹拌を自動で行ってくれ、焦げ付くこともありません。調理メニューボタンによってそれぞれ刃の回転速度や温度調整、時間が設定されていて、自動でポタージュやトムヤンクンなどのスープ、肉じゃがやカレーなどの煮込み料理、豆乳や甘酒、ジャムやソース、お粥やリゾットなどができ、離乳食などにも便利です。